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2025.06.24

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タイの電気製品に対する認証制度について

電気機器をタイで販売する場合は、TISI認証を取得する必要があります

タイの認証制度は、電化製品を含む各種製品(建築資材、化学薬品、塗料、生活用品等)をタイ市場で販売するために必要な認証であり、強制認証と任意認証の二つがあります。

強制認証に指定された製品は、TISI認証取得の上TISマークの表示が義務付けられています。

規制の根拠法・Industrial Product Standards Act, B.E. 2511(1968)
・Industrial Product Standards Act(No.6), B.E. 2548 (2005)
・Industrial Products Standards Act(No.7), B E. 2558 (2015)
・National Standardization Act, B.E.2551(2008)                                         等  
規制当局・Ministry of Industry Thailand (タイ産業省) https://www.industry.go.th/en/home  
認証機関・Thai Industrial Standards Institute (TISI:タイ工業製品規格局)
https://www.tisi.go.th/index.php  
概要TISIにおける審査は、製品の適合性評価(製品試験)および品質保証システム(工場検査)からなる。 適合性評価(製品試験)については、適用規格に応じて、製品安全、EMC、エネルギー効率の評価が必要です。 また、製品の適合性評価はTISIが指定する試験機関で試験を実施します。 尚、海外の試験機関(CB試験所等)が発行するテストレポートの受け入れについては、TISIの判断によるため、申請時に確認が必要となります。 品質保証システム(工場検査)については、所定のレベルまたはISO 9000系列の登録が必要となり、海外工場については書類上および工場での審査が行われます。 また、申請者はタイ現地法人または現地代理人となります。
認証マーク
 
【強制認証マーク】


【任意認証マーク】

認証マークには、強制工業規格対象製品に対する強制認証マーク、および一般工業規格対象製品に対する任意認証マークの2種類が存在する。
認証マークのサイズおよび色に関する規定はないが、見やすく、はっきりしている必要がある。
また、製品のTIS規格番号をマークの横または下に表示する必要があります。
尚、一般工業規格対象製品については、タイ国内の製造品に限り任意認証が可能である。
対象品目電気用品の場合:
・A.C.扇風機
・ダブルキャップ蛍光灯
・電気炊飯器
・家庭用および同様の一般的な使用のための直流電源使用電気機器および関連装置
・無停電電源装置
・タンブラー乾燥機
・家庭用衣類洗濯機
・電気フライヤー
・グリル、トースター、および同様のポータブル調理器具
・瞬間湯沸かし器
・電子レンジ
・照明および同様の機器
・スキンケアまたはヘアケア用の器具
・電気サーモポット
・ルームエアコン
・家庭用冷蔵庫           
             等  

下記URLで強制規格リストが確認可能。 https://www.tisi.go.th/website/standardlist/comp_thai/th  
認証書有効期限無期限。 (但し、工場検査に合格している期間に限る。 また、下記のいずれかに変更のあった場合は無効となる。)
1. 製品仕様 2. 輸入業者(現地代理人) 3. 輸出業者 4. 製造者  
工場検査の有無有り。 (初回及び通常1回/年。ただし、検査結果の状況により、毎年の検査数は増減する可能性あり。)  
現地代理人の要否必要。

認証要件や対象品目の動向には常に注意が必要です。弊社提携現地試験所及びエージェントと連携し、確実な申請サポートをさせていただきますので、申請要件、概算費用等ご不明点等ございましたら、弊社までお気軽にお問合せください。

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